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柑橘ソムリエの生産者メンバーがつくった彩り豊かな柑橘たちをそのまましぼった無添加100%ストレートジュース。 本当に美味しい果実だけで搾っているので、瓶に入っているのは果汁とフレッシュな香りだけ。お子さまも安心してお飲みいただけます。 本セットでは老若男女に親しまれる定番の味、温州みかんのジュースを詰め合わせてお届け。 できのよかった2018年シーズン収穫の温州みかん果実から原料を選りすぐり、フレッシュ感たっぷり、ピュアな飲み口のおいしいジュースができあがりました。 味わいの特徴は画像のチャートもご参照ください。
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FM愛媛のラジオ番組「Fマルtime」(毎週土曜日 午前7:45〜7:55放送中)。 「NPO法人柑橘ソムリエ愛媛」の大久保幸裕さんさん が出演しました。
今回、特に豪雨被害の大きかった宇和島市吉田町立間地区に行ってきました。 お話を教えてくれたのは「NPO法人柑橘ソムリエ愛媛」理事長の二宮新治さんと、村井優介さん。
「こんにちは!」と、ご挨拶をして驚いたのはお二人とも・・・お若い!!!! みかん農家は年配の方が多いというイメージを持っていたのですが現在30代を中心とした若手農家も多いんだとか。
お二人が所属している「NPO法人柑橘ソムリエ愛媛」は、宇和島のみかん農家のみなさんが「何か面白いことやりたいね!」と思い立ち、本当に美味しい柑橘の味と、柑橘の文化を知ってもらうために柑橘ソムリエの制度を作ろう!と発足。 その活動以外にも、柑橘食べ比べ・柑橘ジュース飲み比べのイベントを開催したり、県外のイベントに参加したりと様々な活動を行っています。 発足当時は9名だったメンバーも、今では農家以外にもみかんに興味がある宇和島、松山の方や東京大学のみかん愛好会の方が仲間になり、現在は30代が中心の25名で活動しています。
取材に伺ったのは2018年10月16日。 豪雨災害から3ヶ月が経過したところでした。 現地に行くまでは「3ヶ月経っているし、電車や道路の復旧の話も聞くし、きっとだいぶ復興しているんだろう」そんな風に思っていました。
しかし、園地を見に行きましょう! と、言われ向かった先には驚きの光景が。。。
「もともとここ一面みかんの木があったんですよ」 みかんの木も農業用レールも、スプリンクラーも全て流され、今でもこの状態。 土砂被害のあった園地までまだ手が回っていないんだそうです。
右側にある農業用レール、一部から新しくなっているのは若手の仲間たちが協力して取り付け作業を行ったんだそう。 というのも、農業レール業者さんももともと数が多いわけではありません。今設置をお願いしても数年待ちで、今年の収穫に間に合わない!と、農家の皆さんが時間を作って交代でいろんな園地の農業用レールの取り付けを行っています。
私も登らせていただいたのですが「これは90度なんじゃないか?!」と思うほど本当に急! こんな斜面で作業をしたり、肥料やコンテナなど20キロもあるようなものを農業用レールに積み下ろししているというのですから驚きです。 若手の皆さんはもちろん、80代の農家さんも現役で行っているということで・・・(´⊙ω⊙`)スゴイ
農業用レールがなければ肥料やコンテナも全て手で運ばなければなりません。 その他にもスプリンクラーが遮断されてしまい、30分でできた消毒を1日かけて手作業で一つ一つ行わなければいけないなど、労働時間は格段に増え、特に夏は猛暑の中での作業。 「ちょっと痩せました」と村井さん。 土砂被害の酷い場所では、園地の下から岩や固い地盤が出てきてしまい、もう園地にすることができない、ということでした。
豪雨災害が起きたのは7月。 夏のこの時期は、本来、より良いみかんを作るために小さすぎたり傷があるみかんを取り除く摘果という作業が行われたり、病気や害虫対策のため消毒をおこなったりする時期。
しかし、 地元農家の皆さんは消防団や農業の青年部に入っている方も多く、周りの皆さんの復旧作業のお手伝いをすることがほとんどで自身の園地は手付かず状態。。。。
中には2ヶ月園地に入れなかった場所もあったようなのですが、それでも豪雨災害の後の天候に恵まれ、みかんはいつもよりも美味しく出来上がっているんですと村井さん。
実際にもぎたてをいただきました!
「収穫には1週間くらい早いかな?」と手渡されたみかんは外皮が・・・やわらかい!剥き始めて・・・果汁たっぷり!
口に含んだ瞬間・・・お、おいしい!!!!!
「ちょうど収穫の時期になったらさらに美味しいんですよ!」
このような傷があるものや黒点が入ってしまっているもの、一定の大きさに満たなかったものは、毎年、収穫の30%ほどにのぼります。 特に今年はその割合が増えるだろうと言われており、「きっと放ってしまう(=廃棄してしまう)ものも多いだろう」と。。。 もちろん、これらのみかんは味は見た目が綺麗なものと全く変わらず美味しいものばかり!
こんなに美味しいものをお届けできないなんて、なんてもったいないのでしょうか! できるだけたくさんの方にこのみかんをお届けしたい!そう思いました。
みかん農家さんは、家族経営が多く、基本2、3人で作業している方がたくさんいらっしゃいます。 これまで農家さんたちは農協に出荷する以外にも個人販売をしたり、イベントへ行っての対面販売をしたりしてきましたが、今年は、災害のために中止になってしまったイベントも多く、自身で売りに行けるような時間もなかなか取れないため、例年よりも販路が少なくなっているんだそうです。
現在の復興状況としては災害の爪痕がまだまだ色濃く残っていて、農業ができる「最低限」の状態です。
例えば、トラックで畑に入れるようになった、畑の現状を確認できるようになった、など。 スプリンクラーや機械類がすべてこれまで通りに揃っているわけではない状況とのことです。 崩れてしまった園地は、擁壁(崖や盛り土の側面が崩れ落ちるのを防ぐために築く壁のこと)をつくって、そこから畑にして・・・と、みかんを育てる環境に整えるだけでも5年近くかかるのではないか?と言われています。
しかし、ほとんどの農家さんたちが「復興に向けてやれることをやろう!」とポジティブに考えているんだそう。 暗い話題が先行しがちだけど、現地では「被害はもうしょうがない!できることをやって美味しいみかんを届けよう!」と前向きに頑張っています。
二宮さんは 「いつもの年以上にみかんを食べてほしい。“気持ち、多いくらい”でいいんです。食べてもらえることが本当に励みになるので。」
現地へ伺って、3ヶ月たった今。思っていた以上に被害がまだまだある中で、笑顔で前向きにみかんと向き合う村井さんたちのお話を伺うことができました。 豪雨災害によってみかんはほとんどダメになってしまったんじゃないか?味も落ちてしまっているんじゃないか?そんな風に感じている方もいるかもしれません。
しかし、実際にはたくさんのみかんが斜面をいろどっていましたし、ジューシーで甘みと酸味のバランスが最高のみかんは本当に美味しかったです!
みかんの木は強い。厳しい環境の中でも美味しい実をつけ、農家さんたちが心を込めて私たちの元へと届けてくれます。
みなさんの「食べる支援」をどうぞよろしくお願いします◎
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